4コマ漫画「たね子は心配している」
#010 パブリックコメント(遺伝子組換えファレノプシス、セイヨウナタネ、カラシナ及びトウモロコシの第一種使用等に関する承認に先立っての意見募集について)の資料を読んでみた

漫画は下記の記事や資料を参考にしました。
参考サイト
遺伝子組換えファレノプシス、セイヨウナタネ、カラシナ及びトウモロコシの第一種使用等に関する承認に先立っての意見募集について
パブリック・コメント
遺伝子組換えファレノプシス、セイヨウナタネ、カラシナ及びトウモロコシの第一種使用等に関する承認に先立っての意見募集について
パブリックコメントの書き方攻略大全〜みんなでつくる地域政策〜
note
パブコメのよいところは、国の法律や地域の政策に対して、誰でも意見を提出することができる点です(意見を出したからと言って必ずしも反映されるわけではありませんが)。
遺伝子組み換えカラシナの生物多様性への影響を懸念 生活クラブ連合会が国の監視強化を求めるパブリックコメントを提出しました
産経新聞
今回の審査の対象となっている 遺伝子組み換えカラシナの栽培が承認されれば、日本で初めて遺伝子組み換えカラシナの栽培が認められることになります。これによって、日本中あちこちで生育しているカラシナについて、遺伝子組み換えナタネとの交雑リスクに加えて遺伝子組み換えカラシナとの交雑リスクも生じることになります。
日本の遺伝子組み換え承認行政の暴走
印鑰 智哉氏のブログ
日本に入ってくる大豆のほとんどはすでに遺伝子組み換え。それは飼料や加工食品の原料となって、表示されることもなく、日本人の胃の中に入ってきている。もし米国で承認されればそれは日本人は知ることもなく、枯れ葉剤のかかった遺伝子組み換え作物を直接・間接に食べることになる。
カルタヘナ法に基づく生物多様性の保全に向けた取組
農林水産省
遺伝子組換え生物等の「第一種使用等」とは、遺伝子組換え生物等の環境中への拡散を完全には防止しないで行う行為のことです。例えば、遺伝子組換え農作物の輸入、流通、栽培や、遺伝子組換え生ワクチンの動物への接種など、使用の過程で環境との接触が予想されるものは、全て第一種使用等に該当します。
日米ともに遺伝子組み換え表示厳格化法、実は「非表示」法?
JAcom
米国サイドは日本に対して「日本のGM表示義務は緩いから、まあよい。問題はnon-GM表示を認めていることだ。GM食品は安全なのに、そのような表示を認めるとGMが安全でないかのように消費者を誤認させる誤認表示だからやめるべきだ。続けるならばGMが安全でない証拠を示せ」と指摘していた。今回の表示厳格化案はこの指摘にピッタリ対応しているのは偶然だろうか。
このままだと「遺伝子組換えでない」の表示がなくなる? なぜか分かりにくい、日本の遺伝子組換え表示
KOKOCARA
検討会では、遺伝子組換え原料を使った場合の「遺伝子組換え」という義務表示に関しては見直しがなく、対象も範囲も広がりませんでした。「遺伝子組換えでない」という任意表示だけ、要件を変更するというのです。表示義務のゆるい日本では、たとえ100%遺伝子組換え原料を使っていても、「遺伝子組換え」とは書かずに済むケースがほとんどです。それなのに、手間も費用もかけて非遺伝子組換えの原料を調達したほうは、「遺伝子組換えでない」とは書けなくなるかもしれないのです。
BASF、バイエル種子事業買収を1兆円規模に拡大
日本経済新聞
欧州化学最大手の独BASFは医薬・農薬大手の独バイエルから買収する種子・農薬事業の範囲を広げると発表した。バイエルは種子大手の米モンサント買収の承認を得るために一部事業の売却を余儀なくされていた。
独バイエル、農薬・種子事業の一部を7800億円で売却
日本経済新聞
バイエルは種子大手の米モンサントの買収で合意しているが、独占禁止当局による承認が遅れている。同事業の売上高の約13%を切り離し、独占が進むとの懸念を払拭する狙いだ。
ラウンドアップ裁判、今後は販売する側も訴訟の対象に!
印鑰 智哉氏のブログ
でも、グリホサートに代わってグルホシネートを使った除草剤が出ていた。グルホシネートもグリホサートと同様、遺伝子組み換えでも使われる除草剤なので、五十歩百歩の害がありうる。
グリホサートの終わりの始まり:EU5年間使用承認延長劇
印鑰 智哉氏のブログ
フランス政府はグリホサートのみならずモンサントを買収しようとしているもう1つの遺伝子組み換え企業バイエルのグルホシネート(バスタ)まで禁止する方針を打ち出している。
除草剤グリホサートの毒性
環境脳神経科学情報センター
グリホサート、グルホシネートは除草剤ですが、図のように神経伝達物質グリシンとグルタミン酸によく似た構造を持っています。グリシンは私たち人間の脳神経系で重要な抑制性神経伝達物質で、グルタミン酸は重要な興奮性神経伝達物質です。このため、グリホサートやグルホシネートは、ニセ・グリシン、ニセ・グルタミン酸として脳神経系を攪乱、阻害することが考えられ、動物実験などでは報告が増えてきています。
除草剤グルホシネートは危険な農薬
環境脳神経科学情報センター
グルホシネートは、グリホサートよりも毒性が高く、2018年EUでは既に登録が抹消されました。
会社概要
バイエル クロップサイエンス
株主構成 バイエル ホールディング株式会社:99.8% バイエルS.A.S.:0.2%
バイエル農薬子会社、ボッシュの農業サービス事業買収
日本経済新聞
独バイエルの子会社で日本で農薬事業を展開するバイエルクロップサイエンス(東京・千代田)は19日、独ボッシュの人工知能(AI)を活用した農業サービス事業を買収すると発表した。買収額は非公表。2020年内に事業の取得を完了する計画だ。
遺伝子組み換えダイズ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する審査結果についての意見を提出しました
PRTIMES
アリルオキシアルカノエート系除草剤の2,4-Dは、ベトナム戦争で使用された枯葉剤としても知られ、人体や野生生物に対して有害な除草剤です。
日本政府、またジカンバ耐性遺伝子組み換えの承認へ
印鑰 智哉氏のブログ
このジカンバをめぐり、米国ではReuterが特集を組み、New York Timesなどのメディアもその甚大な被害やその訴訟について報道しているというのに、たぶん、日本のマスメディアは完全に黙殺だろう。
米高裁が販売阻止したジカンバ系除草剤、EPAが使用を許可
REUTERS
[シカゴ 27日 ロイター] - 米環境保護局(EPA)は27日、連邦高等裁判所が6月に販売を認めない判断を示したジカンバ系除草剤について、農家による使用を許可すると発表した。
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